福岡県タクシー協会がUDタクシー車いす乗降フォロー研修

2019年8月11日付・第466号/171号

上=新型スロープは2ツ折で、設置部分には別の黒いパーツを使う。
下=実際に車いすを使い、新型スロープを体験

【福岡】福岡県タクシー協会(中井眞紀会長)は8月7、8日の両日、福岡市博多区の「福岡県タクシー会館」で、UDタクシー車いす乗降フォロー研修を行った。2日間で会員事業者8社23人が参加した。2日間の研修で、トヨタ自動車本社から講師を招き、新型UDタクシー(ジャパンタクシー)、旧型UDタクシー改良版(ジャパンタクシー)の2両を使い、取り付け、取り外し作業などを実地研修した。新型は車いす乗降版が2ツ折りに格納できるようになっており、地面に接触する部分に黒色のボードを設置して、その上に乗降版を置く形。旧型は乗降版が3ツ折りになっており、地面に接触する部分はもう一つの2つ折りの乗降版を繋げる恰好になる。新型・改良版とも従来型に比べ、慣れれば5分以上作業時間が短縮できるという。

写真:上=新型スロープは2ツ折で、設置部分には別の黒いパーツを使う。下=実際に車いすを使い、新型スロープを体験