(一社)兵庫県タクシー協会 2月度理事会
清水専務「運輸局による説明会は必要ない」
神戸阪神間地区特定地域指定への疑問殺到

2015年2月21日付・第324号

【兵庫】(一社)兵庫県タクシー協会は2月17日、神戸市中央区の「兵庫県タクシー会館」で、2月度理事会を開いた。当日は、神戸市域交通圏が特定地域候補となったことで、関係事業者の意見交換が中心となった。24日には神戸阪神間支部で役員会を開き、4月の準特定地域協議会開催前に当該地域事業者で意見交換を行う。

兵タ協の清水信生・専務理事は「改正タクシー特措法の説明はすでに何回か開いている」として、運輸局による説明会設定は必要ないとの認識を示した。

2月度理事会で出されたとされる理事からの意見は「減車未実施事業者があるが、その事業者に減車させる具体策はあるのか」「適正車両数の数字に疑問」「特定地域指定後に数字が回復し、指定解除されたら元の木阿弥で矛盾を感じる」「30~50両で減車となると、首を切られる思いだ」「10%減車は当時の執行部でやっていないところがあった」――など。