高齢者の労働意欲そそる老齢年金改革を要望
近畿ハイタク協
2013年9月9日付・第267号
冒頭、藤原会長は「滋賀において運賃改定が認可され、御同慶の至りだ。京都においても運賃改定の審査が行われている。近畿ブロックでは大阪だけが少し足踏みをしている。これについてもタクシー新法が成立した後でなければなかなか取り組めない。勉強しながら来年に向かって備えていかなければならないと考えている」などと述べた。
6月の和歌山県タクシー協会通常総会で会長に選出された田畑孝芳氏は「これからご指導いただき、頑張りたい」とあいさつした。
審議事項では全タク連に対し、60歳以上の運転者が増加する中、年金支給額との調整のため一定金額以上の営収を稼ぐことを控える運転者により経営が圧迫されることのないよう、高齢者の労働意欲阻害をなくすため、年金 については支給停止されることなく全額を支給するなど老齢厚生年金制度の見直しを政府に働きかけるよう求めていく要望書の提出を確認した。