阿部近運局自動車交通部長はどんな人?

2013年8月12日・第264号

7月近畿運輸局自動車交通部長に就任した阿部竜矢氏の記者会見が8月8日開かれた。

阿部氏は、今施行されている特定地域におけるタクシー事業適正化・活性化特別措置法・法案作成の参考に約1年かけて開かれた交通政策審議会・ワーキンググループの事務局として、経緯をつぶさに見てきた一人でもある。

阿部部長の就任記者会見が開かれる3日前、阪急三番街で行われた大阪タクシー協会幹部らによる「タクシーの日」キャンペーンを、西川旅客課長、竹内・大阪運輸支局長ら数人とともに視察した。

その時、阿部氏と話す機会があったが、8日の記者会見の内容同様、ワーキンググループ答申に記載されていたことで、未だできていないことは「タクシー活性化の取り組み」であることを指摘された。

全タク連の富田昌孝会長なら、この巡り合わせをプラスに捉え、「タクシー特措法案が上程される時も阿部氏がいた。今回、全国が注目する大阪を管轄する近運局の自動車交通部長に就任された。この難しい大阪業界の舵を取るために阿部部長が来たのだから、もう鬼に金棒」と持ち上げ、タクシー新法(関連3法案改正法)上程・成立への期待に結びつけるに違いない。

国交省自動車局長の武藤浩氏は阿部氏について「慎重な人。お願いごとをするには、何回も足を運ばねばならないかもしれないが、意を決したら早い」と評す。熟考型の新部長に期待を寄せる事業者は多い。

<山田>

※8月12日付・週刊「トラポルト」第264号表紙「正論・対論」より/写真:8月5日タクシーの日、大阪・阪急三番街で行われた大阪タクシー協会のキャンペーンを視察。左から4番目が阿部部長