現状では中小持たない  安藤・関西書記長
初乗り730円 5千円超え分3割引妥当

(2015年9月21日付・第343号)

【東京】安藤浩一・交通労連関西地方総支部ハイタク部会書記長は9月17日、東京都内で本紙の運賃に関する質問に次のように答えた。

  ――  遠割に言及された

  安藤  次の10%への消費増税は予定通り行われるのではないか。そうした時、現在の中型・公定幅上限である初乗り2km680円では、中小事業者は持たない。730円に運賃改定するのが妥当ではないか。そうしないと経費倒れになってしまうだろう。そうしたとき、5・5遠割から、7・3遠割や9・1に変更する動きは頓挫したが、しかし達成していたとしても、これは労働条件の改善ではない。もともとあった運賃に戻すことに過ぎないからだ。

  5・5遠割を誰がやったのかというのは以前の話だ。そうしたら、牛島憲人・松竹タクシー社長が提唱する高速道路割引も一考かもしれないが、皆が歩み寄り、利用者から理解される範囲としては、やはり5000円超え分3割引だろう。先日の交通労連関西地方総支部ハイタク部会幹事会で話が出て、このような形で大会で承認しようという動きが出ている。

  ――  何故、5000円超え分3割引なのか

  安藤  大阪では他業界でも割引合戦が盛んに行われている。本来は9・1に戻すというのが基本。しかし、現在の5・5のままでは中小は限界だ。利用者心理など現実的な視点から言っても、とりあえず一旦、5000円超え分3割引にするのが妥当ということが、交通労連関西地方総支部ハイタク部会幹事会でまとまった。