枚方・第一交通、枚方市が表彰
少子高齢化進む中、ママサポートタクシーに感謝
発足後1年余り、2件の「車内出産」

(2015年5月21日付・第332号)

【大阪】枚方・第一交通(工合田修身社長)は5月12日、枚方市から感謝状を授与された。同社は一昨年12月に陣痛や検診時の病院送迎と、妊婦と3歳児未満の子育て中の女性を応援する「ママサポートタクシー」を開始。昨秋には研修を受けた運転者が病院と連絡を取り、主治医の指示で車内で無事出産したことが2件あった。

  ママサポートタクシーは第一交通産業グループが全国展開している事業で利用は登録制。利用者は名前や連絡先、出産予定日などを事前に登録して助産師の研修を受けた運転者が担当するもので、通常と同じ運賃が適用されている。ママサポートタクシーには陣痛に備え、バスタオルや防水シートを用意している。現在の登録者数は約2500人で、月に約150人の利用がある。

  工合田社長は「運転者の協力があってこそ。会社主導ではなく運転者が自主的にやろうという雰囲気がなければうまくいかない。今後も力を合わせ地域に密着して住民の皆さんのお役に立つタクシーを目指したい。徘徊して行方不明になっている認知症の方を警察と協力して捜し保護したり子ども110番に再度力を入れたい」と抱負を語った。