京タ協 牧村前会長、料亭「左阿彌」で慰労会
小野幸親・京都相互タク自社長が花束を贈呈
安居会長、運転者の減少を危惧し重要課題に

(2014年12月21日付・第318号)

【京都】(一社)京都府タクシー協会(安居早苗会長)は12月18日、京都市東山区の料亭「左阿彌」で、今年最後の理事会を開いた。安居会長は冒頭、「京都業界は17年ぶりに4月1日から待望の運賃改定が実施され、1人あたりの運送収入は相応に増収になったと思う。春と秋の繁忙期には期待通りの増収になったものと思う。しかしながら、運転者はだんだん減っており、その問題は今後の業界にとって重要な課題であろうと思う。改正タクシー特措法が成立したが、運用について地域協議会などで業界の意見を反映させていくことが大事だ。消費税の軽減税率の問題もある。今後とも皆さんの協力で団結をお願いしたい」と述べた。

  この後、全タク連の富田会長が提唱している預かり休車、来年10月実施予定の運転者登録制度の北部郡部の対応、北部郡部の運賃改定などについて意見交換した。

  終了後、前会長で顧問の牧村史朗氏に功労金が安居会長から手渡され、小野幸親・京都相互タクシー自動車社長から花束が贈呈された。小野氏は「たいへん勉強をさせていただいた。教えられたことをこれから生かしていきたい」と感謝の意を述べた。牧村氏は「寒い日が続く中、私のために慰労会を開いていただいてありがとうございました」と謝意を表明。

  その上で、「私は昭和32年、大学卒業と同時に当時の帝産オートに入社した。協会では昭和52年に理事に就任し、平成3年に副会長、10年から会長として、今年の6月まで務めさせていただいた。いろいろと京都事情があるのは皆さん、ご承知の通りだが、最近は平成20年8月29日に四分五裂の協会を統一した。タクシー特措法施行後は皆さんに10%の減車をしていただいた。また京都では運賃改定は難しいと言われていたが、これが京都の生きる道だと思い、平成24年から運賃改定に入った。いろいろと紆余曲折があったが、皆さんのご支援、ご協力、ご理解があり、国交省は消費増税と同時実施はダメと言いながら、4月1日から運賃改定された。まだまだ我われを取り巻く環境は、改正タクシー特措法への対応、京都は特に歩く町の推進で四条通りの歩道拡張、京都駅南口タクシー乗り場の変更といろいろある。どうかひとつ、皆さんが力を合わせてやっていただきたい。57年務め80歳になったが、健康であったことと会社が存続し、皆さんのご支援とご協力をいただいた賜物。これら3点が重なり今日まで勤めることができたと感謝している」と語った。