第19回大阪タクシー協会優良運転表彰
事故運転 善行 犯人検挙協力 計455人
三野文男会長が各部門の代表者に授与

(2014年10月1日付・第310号)

【大阪】(一社)大阪タクシー協会は全国秋の交通安全運動期間中の9月25日、大阪市中央区の「ホテルプリムローズ大阪」で、第19回タクシー優良運転者協会表彰を行った。当日は、無事故運転の部401人、善行の部50人、犯人検挙協力の部4人を表彰。それぞれの部から1人が代表して表彰状と記念品を授賞した。

  表彰式では、三野文男・大タ協会長が主催者を代表し、「大タ協会長として皆さんに表彰させていただけることに感謝を申し上げたい。皆さんは安全運転に努め、無事故無違反を守り抜き、また他の運転者の模範となるサービスを実践され、さらには自動車によるひき逃げ検挙に協力されるなど、タクシーのイメージアップに大きく貢献された。今後もこの受賞を契機にタクシードライバーとして利用者に信頼され、愛されるタクシーの実現を目指し、より一層精進されることを期待する。タクシー業界はタクシー特措法一部改正法の施行や消費税率引き上げによる運賃改定が実施されたなか、わが大阪タクシー協会は率先して交通事防止、違法駐停車の追放、飲酒運転の撲滅を広く社会に訴え、公共交通機関の一翼を担うタクシーとして、道路交通の模範となれるよう、決意を新たにした次第だ。本日、受賞された皆さんについては、交通事故防止、サービス向上に、さらに精進され、安全、安心、快適、便利をモットーに今後も職務に励んでいただくよう、合わせて後進の指導も宜しくお願いしたい」とあいさつした。

  来賓からは、金治健二・大阪府警本部交通部交通総務課長が祝辞で大阪府下の交通事故発生状況に触れ、「昨日(9月24日)現在、交通事故発生件数、死者数、負傷者数ともに(前年比)減少している。死者数については、昨日現在95人。前年比マイナス31人と大幅に減少している。ただ、まだ95人が9月半ばで亡くなっているという厳しい現実がある。タクシーが関係する交通事故は、同じように発生件数、死者数、負傷者数ともに減少している。ひじょうに喜ばしいことで、ドライバーの皆さん一人ひとりがプロ意識を持って運転しておられるものと思う。大阪タクシー協会におかれては、各社安全対策に取り組んむなど、積極的に支援・協力を賜っている。この場を借り、3点紹介させていただきたい。1つは高齢運転者の運転免許証自主返納対策促進について協力をいただいている。タクシー事業者に負担いただき、免許証を返納した高齢運転者がタクシー乗車する際、10%の割引をする制度で、厳しい状況のなか、こういた施策を取り入れていただき、運転免許証返納の促進を図っていただいている。高齢運転者が係る交通事故は年々増えており、高速道路の逆走、アクセルとブレーキを踏み間違える事故が、かなり頻繁に発生している。こうした事故をなくすため高齢者に逸早く免許証を返納してもらうが、足がなくなるということでタクシーの協力にたいへん感謝している。2つめはタクシーによる速度違反抑止対策で、ことし毎月のタクシー速度違反を確認したところ、5月にタクシー運転者の速度違反が増えた。調べてみると、利用者から急ぐように言われたので仕方なしに速度を上げたということなので、大タ協に制限速度遵守宣言車と印刷された小さなシールを作ってもらい、車内の利用者から見えるところに貼付し、利用者に啓発する施策を進めている。3つめは高齢者の自転車利用時にヘルメットを装着する事故抑止対策。70歳以上の高齢者に自転車用ヘルメットを着用していただき、ここに多大な支援をいただいている。64歳未満の人は普通に自転車が倒れたときに手をつくが、頭を打つことはない。75歳以上の高齢者が運転する自転車が倒れて死亡する確率は64歳未満の20倍と高い。死亡事故の抑止のため、直接タクシー協会には関係ないが、無償でヘルメットを貸与することに賛同いただき支援いただいているのはたいへんありがたい」と謝意を表明した。

  このほか、来賓滝口敬介・大阪運輸支局長、田中俊幸・(公財)大阪タクシーセンター専務理事が祝辞を述べた。