大タ協 その他発言 内紛を止め 統一戦線を張る時期?
坂本篤紀理事 橋下市長をヒトラーになぞらえて質問
市長対応と5.5遠割 次回理事会での回答を求める

(2014年9月21日付・第309号)

【大阪】6月から新理事となった日本城タクシーの坂本篤紀社長は9月19日、第29回大タ協理事会のその他の議題で、橋下徹・大阪市長のタクシー規制緩和特区構想を批判し、三野文男会長に対応を求めた。坂本氏の発言要旨はつぎの通り。

  橋下市長発言について、大タ協は基本的に無視し、相手にしないという大阪市議会方式が私も最善だとは思うが、気になるのは、準特定地域協議会まで脱退しようということまで言っている。そうしたパフォーマンスを探している。

  橋下氏のパフォーマンスは、大阪をEVの町にするなど、いろいろなことを言って、自分の口にブレーキがない。もちろん、話し合う気など、さらさらない。最近は、もっと恐ろしいことに裁判に負けて言うには、個人の意見ならまだしも、市長は私だと地方裁判所のごときが…、などいうことだ。

  裁判所も恐れない不届きな発言をしているような人にまともな話が通じるとは、とうてい思えない。これをどう取るか伺いたい。

  利用者は運賃の安さではなく、分かりやすさを求めている。高速ツアーバスでは、乗客の命と引き換えに再度規制強化されている。その辺から見ても、今回は相手にしないのかどうか、ハッキリしてほしい。

  また言い方は悪いが、橋下市長自身がナチス的な様相を呈してきて、話を聞かないようになってきたのかどうか。これは(薬師寺)最高顧問にお聞きしたいが、これまでこのような状況になったことがなかったので、いよいよ仲間割れができないようになってきて、一丸となってヒトラーに対抗しなければならない時期が来るかもしれない。

  そこで、仲間割れになりそうな5・5問題について、前回理事会で関最高顧問が言われていたので、私も追随したら良かったのだが、ノーベルが発明したダイナマイトも掘削用にだけ平和的に使っていれば良かったのだが、ある日使い方を間違えたために世界大戦にまで発展してしまった。

  発明した時には良かったのだが、皆が使ったことによって首の締め合いになってしまっている。一丸となって闘わなければならない時期に一丸となれないようになってもいけない。もっとも、抜け駆け根性のあるうちは、なかなか一丸となはれないだろうが…。

  他産業を首になった人がたくさんいた時期なのに、今は大卒者が来るような状況だ。我われも活性化と共に、つぎの世代がどんどん入ってくるようにしていきたい。私などは、せいぜいバブル前後にAB賃金ぐらいから入った世代なので、古いことも知らない。

  また○○コインさんのように最近タクシーを始めた人たちは、タクシーが良かった頃も知らない。同一運賃だった頃は、良い会社は良い車両の入れ合いをしたり、山奥に連れて行って運転者合宿をしたりという競争をしていた。そうしたことを再度取り戻せるような方策を次回のその他でも良いのでお願いしたい。