「和歌山おもてなしタクシー」出発式
初年度 県が700万円の経費全額負担
自治体主導の質向上取り組みに全国が注目

(2014年8月1日付・第304号)

【和歌山】和歌山県は7月30日昼過ぎ、和歌山市の県庁正面玄関前広場で「おもてなしタクシー出発式」を行った。出発式には、仁坂吉伸・和歌山県知事、村上滋俊・和歌山運輸支局長、川村昌彦・(一社)和歌山県タクシー協会長、田畑孝芳・(一社)和歌山県ハイヤー・タクシー協会会長、和田俊夫・和歌山県個人タクシー協同組合理事長、川井正・西日本旅客鉄道和歌山支社長が出席し、紀の国わかやま大会マスコット「さいちゃん」、和歌山県観光PRシンボルキャラクター「わかばん」が盛り立てた。

  「和歌山おもてなしタクシー」ステッカー及び登録証の交付、和歌山おもてなしドライバーから宣言が読み上げられ、6両の後部ドアにステッカーをちょう付して出発した。仁坂知事は本紙の取材に「ごく一部に運転者の態度が悪いなどの苦情があったのは事実。分析すると、もともと敬語が少ない地域なので、他府県から来た人からは態度が悪く見えるが、人懐っこいので、逆に友達感覚でしゃべってしまう。それでは受け入れられないので、キチンと研修で教えて、初対面の人とはこのように接しましょう、というようなことを全員に勉強してもらった」と答えた。

  今後は接客の良い運転者には星を付け、あまり良くない運転者には再研修を受けさせるなどの工夫をしていく。県はタクシー運転者の質向上対策費として平成25年度700万円を拠出したが、今年度は230万円の予算を組んだ。初年度費用のほとんどがステッカー等製作費。公募方式でテレビ和歌山が取り組んだ。